戦争の被害を受けた
ウクライナの人々の健康と
現地の医療を守る
ロシアによるウクライナ侵攻により、心身の安全が脅かされているウクライナの人々に
対する支援を現地のNGO団体STEP-INとの協働で行っています。
緊急人道支援
ウクライナ国内に拠点を置くNGO団体STEP-INと共に、ウクライナ国内で避難している方々や地域住民への医療支援、心のケア、そして治療にあたる医療従事者や、負傷者の対応に携わる人々に対する応急処置研修等の人道支援を通し、負傷者の人命救助や人々の心身の健康を守るための活動を行っています。
支援の背景
緊急人道支援をはじめたきっかけ
イラクで活動を行っていたSTEP-INが、2022年2月24日に始まったロシア軍のウクライナ侵攻に伴い直ちにウクライナ西部で活動を始めました。その知らせを受け、IVYは2022年4月よりSTEP-INと協働でウクライナからスロバキアへ越境する人々に対する支援を開始しました。
緊急支援拠点（CIP）の設置
ロシア軍による侵攻直後、ウクライナ国外に逃れようと国境付近に人々が押し寄せ長い列を作っていました。長時間かけて辿り着いた多くの方々が疲弊し、心に大きなダメージを負っていました。そのため、CIPをウクライナ側のスロバキアとの国境に設置し、越境者に対して休憩所の提供や食糧、心のケア、入国後に必要となる情報提供等を行いました。
保健医療支援
爆撃等の影響で多数の死傷者が出ており、医療施設も破壊され機能不全に陥りました。医療施設の機能回復と、押し寄せる避難民の増加に対応できるようにIVYは提携団体STEP-INと共に、被害を受けた医療機関に対する医療機材・医薬品・消耗品の提供を行うと共に、移動式医療チームを結成して定期的に避難所等を巡回し、医師による診療サービスを行っています。
心理的サポート
戦争の終結が見えず長期化する中、多くの人々が不安を抱えて日々暮らしています。そのため、移動式医療チームが避難所を巡回し、心のケアが必要な人々に対し、心理療法士によるカウンセリングが行われています。
また、子どもたちも同様に戦争による心の傷を抱えながら生活しています。心理社会福祉士が子ども達と関わり、遊びやコミュニケーションを通して心の回復へのサポートを行っています。
難民の定住支援
戦争が長期化する中、スロバキアに避難したウクライナ難民の方々は、新たな土地で生活を始める上で多くの障害があり、生活の基盤を作るためには就学や就業・生活のための言語、社会との繋がり、そして経済的に困っている世帯へのサポートを必要としていました。
そのため、IVYは、スロバキア共和国の現地NGO団体であるSME SPOLUと2023年１月より協同し、語学教室（スロバキア語、英語）の提供、レクリエーション活動（アート、チェス、演劇、シニアクラス）の実施、脆弱な世帯への現金給付を行っています。
ウクライナ・スロバキアでの活動の記録
ウクライナからの
ありがとうの声
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オレナさん
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オルガさん
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IVYスタッフからの
メッセージ
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金澤 絵里
ウクライナ現地事業統括戦争の被害を受けたウクライナの人々に少しでも貢献したい
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