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3月30日(日)、山形市内で 『こどももおとなも一緒に!多文化共生ワークショップ』 を開催しました。
これは、令和6年度国際交流団体活動推進支援助成金事業の第2弾として実施したものです。 (第1弾の 『多文化共生を考えるワークショップ ~多様性を尊重し大切にするために~』 の活動レポートはこちら)
とあるイベントで、「こどもと一緒に参加できる多文化共生のワークショップがあったら参加したいです」と声をかけられ、子育て世代の保護者とこどもが対象のワークショップが少ないことに気付きました。そこで企画したのが今回の講座です。
小学生のお子さんとその保護者の皆さん、初めて多文化共生に触れる大学生、そして多文化共生に関心のある方。今回も前回同様、多様な参加者が集まりました。
「世界のじゃんけん」では、「カンボジアじゃんけん」に挑戦。
次に、IVYバングラデシュ事務所の近藤が提供したラマダンの映像を観て意見交換をしました。
ひょうたん島問題(注1)に着想を得た「あいさつをつくろう!」というワークショップで盛り上がり、最後はブラジル人のエメリンちゃんの視点で見た日本の学校(注2)という教材を使い、参加したこどもたちの視点も踏まえて、みんなで考えました。
注1 「ひょうたん島問題」については、こちらのページをご参照ください。
注2 2018年度JICA横浜教師海外研修の教材
カンボジアじゃんけん。日本のじゃんけんとどこが違うかな?
違いを知り、尊重できる気持ちを作ることが多文化共生では大切であり、今回のように楽しみながら経験し、親子で一緒に考える時間を持てたのはとても良かった。
日本人以外の方と交流していく上で、弊害がある、何か対策をしなければ、と考えているのは大人であって、子どもたちは柔軟な頭で当たり前のように違いを受け入れていくのではないかと考えさせられた。
IVYの事業である外国人支援の根底にある多文化共生について、今後も機会があればワークショップを行なっていきたいと思います。
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