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2月8日(土)、山形市内で『多文化共生を考えるワークショップ ~多様性を尊重し大切にするために~』を開催しました。
大雪にも関わらず、高校生、大学生、小・中・高・大学の教員のみなさん、通訳として活動している方、インバウンドで外国人観光客の受け入れが増えている旅館の方など、多様な参加者が集まりました。
対立、ミディエーション(第三者による仲介)、多様性、という3つのテーマについて、4時間かけてじっくり語り合いました。最後は、マジョリティが持つ特権性「特権に気づくことは、重荷や罪悪感の源ではなく、より公正で包摂的な世界に向けて取り組むために、学び、責任を持つ機会だとみなされるべき」との説明があり、マジョリティ側の責任について宿題をもらったような気がします。
3つのテーマでという難しい依頼に見事に応えてくれた講師の中村絵乃さん、ありがとうございました。
講師を務めてくださった、開発教育協会(DEAR)の中村絵乃さん
特権性を自覚し、それを優越感にしないことの大切さ。自分にもマイノリティの部分があり、それを見ないようにする、隠そうとする自分に気づくことで、マイノリティを承認できる自分が生まれてくるということ。多文化共生を考えることが、日本人同士の多様性共生の助けにもなるということ。など、それを解決志向で臨む思考とスキルの重要性を学びました。
私たちは特権があるから、見えないドアを自動で通過できており、ドアがあることに気づいていない。気付こうとする視点を持っていきたいと思った。
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