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クルド自治区で、日本式の教育実践が広がっています!

クルド自治区で、日本式の教育実践が広がっています!

IVYは、イラク北部クルド自治区のエルビル県とスレイマニヤ県において、日本で実践されている教育手法、特に特別活動と道徳の授業の実施方法を紹介し、現地の教員がそれの手法を取り入れて児童の主体的な学びを促進できるよう、後方支援をしています。

  • 令和5年度事業 エルビル県内7つの小中高校で日本式教育を実施 (詳しくはこちら
  • 令和6年度事業 スレイマニヤ県の5つの小学校で教員研修を実施 (詳しくはこちら

日本式教育の実践をモニタリング

エルビル県内7校、スレイマニヤ県内5校の教員が、教員研修の受講後、所属校でどのように日本式の教育手法を取り入れているのか、困っていることやもっと知りたいことがないかを、IVYイラク事務所のスタッフが学校に出向いてモニタリングし、適宜フィードバックを実施していきます。

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自分たちの教室を掃除する
(豪快に水を撒いてから、モップやブラシで擦っていきます)

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特別活動の授業では、より良い学習習慣について、自分たちの考えを出し合いました

授業参観で、わが子の「学校での一日」を疑似的に体験

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保護者の方々には、道徳と特別活動の授業をご参観いただきました。

参加された保護者の方の感想を紹介します。

このような活動をもっと見たいです。子どもが授業でどのように学んでいるかが観察できる素晴らしい機会でした。

日本の教育を紹介してくれたIVYには、本当に感謝しています。

子どもたちがお互いに意見や提案を共有し、自分を表現する力が高まりました。

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生徒が進行役を担い、学級活動を実施

日本式教育を実践している教員らの声

日本型教育を導入した効果が、はっきり見えはじめています。

生徒たちのコミュニケーション能力が向上し、より積極的に参加するようになっています。また、自分の意見や提案を自信を持って発言できるようになりました。

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積極的に手を上げ発言する生徒たち

自分たちの学校で日本式の教育実践を取り入れて、少しでも教育の質を高めようと熱心に取り組む教員の方々の熱意はすばらしいです!

IVYは引き続き、対象校の教員による実践の伴走支援を継続してまいります。

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