
IVYについて
はじめての方はまずこちらをご覧ください。
今年4月から始まったIVYバングラデシュの新規事業、すでに4か月が経過しました。
前回の活動レポート以降も、活動は順調に進んでいます。今月は、裨益者グループへの様々な研修が実施されましたので、ご紹介します!
これまでラムー郡の農家は、野菜の種を地面に直にまいていましたが、プロジェクトでは育苗トレイとココピートを使って苗を育ててから植える方法を伝えました。
竹や木材で手作りした小屋の中で、トレイを使って苗を育てることで、雨季の大雨で幼苗が流されたり、虫がつくのを防いで、丈夫な苗を作ることができます。
長時間の研修でしたが、参加者は熱心に説明を聞いていました。実際にトレイにココピートを入れてみるなど、細かい指導を受けました。
研修を受けた農家の人々にはトレイやココピートを配り終えていますので、習ったことは即実践してもらえます。
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研修中、実際にやってみることで、自信がつきます!
この週、事業地周辺では毎日雨が降り続き、声がかき消されるほどの大雨や停電で何度か中断しながらも、雨季に適した野菜の種類や栽培方法、農薬の適切な使用方法等について学びました。
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写真・イラストがいっぱいのハンドブックを配布して説明します
文字が読めない参加者が大半なので、文字の代わりに絵や写真を多く使うなど、教材の改良に力を入れています。
また、IVYスタッフが一方的に話すのではなく、なるべくわかりやすい単語を使い、参加者に質問を投げかけ答えてもらう対話式で研修を進める工夫をしています。
今週は、栄養価の高い餌の作り方、産卵箱のアイデア、鶏の病気などについて学びました。
すでに鶏を飼っている参加者もいて、自分なりに工夫している点や、自分の鶏について経験を共有してくれました。
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研修は、農家の土間や軒先で実施されています
ラムー郡は、これまでNGOなどからの支援が充分ではなく、このような研修に参加するのが初めて、という農家の方が多いです。
IVYの研修は、勉強になるし楽しい!と、とても喜ばれています。
IVYにしかできない支援のかたちを模索しながら進んでまいりますので、応援をよろしくお願いいたします!
(バングラデシュ現地事業統括 近藤理恵)
事業は、自己資金と皆様のご寄付、ご厚意により実施されています。
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