
IVYについて
はじめての方はまずこちらをご覧ください。
4月6日から始まった、IVYバングラデシュの新規事業。
2か月目に入り、活動は着々と進んでいます。
対象地の農家を戸別訪問し、家計状況や家族構成などについて聞き取りを行いました。
※本事業の対象となるのは、世帯収入が月10,000バングラデシュタカ(約12,300円)の「貧困ライン」以下で暮らす小規模農家
参加予定者リストを地元の区議会議員等と確認し、他の事業に参加していない確認が取れた方が、本事業の参加者に決まります。
参加者は今後、農業資材を受取り、野菜の栽培や有機肥料の作り方を学んでいきます。
近隣に住む参加者のグループを作りました
有機物を早く分解できるシマミミズと、牛舎から集めた牛糞を混ぜ合わせ、適切な温度のもとで管理すると、栄養豊富な有機肥料を作ることができます!
化学肥料の代わりに牛糞の堆肥を使用することで、低コストながら、野菜の成長速度と収穫量が大幅アップ! 過去事業でもIVYの指導で使われるようになった牛糞堆肥は大好評。新しい事業地でも広めていこうと考えています。
このためには大量な牛糞が必要となるため、事業参加者の中で牛を飼っている世帯を別途訪問し、牛糞を用いた堆肥作りへの参加を要請しました。 牛を飼っている農家が多いバングラデシュですが、牛糞堆肥作りはまだ一般的ではありません。ミミズに触ることに抵抗を持つ人もいいるほどで、理解を得るところから始めています。
低コストで環境にも優しい農業手法を、事業を通じて拡げていきたいと考えています。
一軒一軒、牛糞堆肥の良さを伝えて協力を要請
チッタゴン丘陵地帯出身のチャクマ族。
※チャクマ族は、バングラデシュでは少数派の仏教徒
昨年ノアカリ県で実施した洪水被災者支援事業の現地スタッフだったイモンさん。被災地では、住民への聞き取り調査やシェルター資材の配布などで活躍してくれました。
真面目で一生懸命な勤務態度が高く評価され、今回の事業にも参加することに。ラムー郡にはチャクマ族をはじめ仏教徒の少数民族が多く住んでいるため、チャクマ語や仏教徒の文化背景を理解できる彼は、適任と言えます。
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ノアカリ事業スタッフだった頃 |
チャクマ族の伝統衣装を纏う(右) |
私の強みは、学習能力と自己肯定感、そして責任感です。昨年はノアカリの事業に携わりました。今回、新たな事業に携わることができ、とても光栄です。誠実に、努力を惜しまず、事業の目標達成に尽力します!
(イモン・チャクマ)
IVYにしかできない支援のかたちを模索しながら進んでまいりますので、応援をよろしくお願いいたします!
(バングラデシュ現地事業統括 近藤理恵)
事業は、自己資金と皆様のご寄付、ご厚意により実施されています。
ご寄付を受け付けておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
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