子どもたちは決して絶望の中にいるのではない・・・・
【シリア難民支援・西村駐在員からのレポート】
子どもたちは決して絶望の中にいるのではない・・・・
補習授業センターの子ども達はみんな元気に通ってきてくれています。
「センターはどう?好きになった?」と聞くと、みんな笑顔で大きくうなずいてくれます。…
前から知り合いだったのかな?と思うくらい、あっという間に仲良くなって、休み時間には女の子はおしゃべりに花を咲かせ、男の子は格闘技をしてじゃれ合う姿がみられます。
高学年の初日には校庭の芝生の上で、自己紹介ゲームをしました。友だちからボールを受け取った人は、自分の名前と将来の夢を言ってもらったのですが、その時の子ども達の表情が希望にあふれていて嬉しくなりました。
「学校の先生になりたい」「医者になりたい」「弁護士になりたい」・・・
3年という辛い時間を乗り越えてきたシリアの子ども達は、決して絶望の中にいるのではないのだと感じましたし、この子たちの未来が少しでも明るい方向に向かうようサポートしていけたらいいなと強く思いました。