バングラデシュ
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1月のバングラデシュ事業

1月のバングラデシュ事業

2026年に入り、IVYのラムー郡事業も残すところ3か月となりました。

雨季野菜・乾季野菜の栽培研修、養鶏研修、有機堆肥づくり研修、マーケティング研修などは全て終わり、資材の配布も完了して、新たに学んだ技術を使った野菜栽培や養鶏が順調に進んで、共同出荷が本格化しています。

(これまでの活動は、活動レポート一覧からご覧ください。)

鶏の飼育を担う女性たち

バングラデシュの田舎では、男性が畑仕事に出たり、野菜の運搬など力仕事をしている間、女性たちは家で鶏など家畜の世話をしています。

事業では、農家に鶏小屋を作るためのトタンや木材を配布し、次いで鶏を5羽ずつ配布。その後、鶏の育て方や病気の対処法についての研修を行いました。

鶏肉は牛肉や羊肉より安いので、たんぱく質の供給源として好まれています。配布した鶏は順調に卵を産み、ヒナもたくさん育っています。

雌鶏が順調に産卵しています! 鶏舎の骨組みと金網などを配布し、組み立ては各農家が行います

事業参加者の声

タプラさん(左奥)と家族 堆肥場で土の状態を確かめるタプラさん

5人の子供の母親であるタプラ・ベーガムさん(42 )。二人の娘はすでに嫁ぎ、現在は10代の2人娘と3歳の息子、夫の5人で暮らしています。

一家は農業で生計を立てており、以前から野菜や米を作っていましたが、天災などの被害もあり、質の良い野菜が作れず、思うような収入が得られていませんでした。

事業で研修を受けながら野菜を育て、牛糞とミミズを用いた堆肥の作り方も習いました。

最初は堆肥場に雨水が入ってしまい、堆肥がダメになることもありましたが、IVY現地スタッフの指導のもと改善を加え、これまでに300キロ以上の堆肥を作ることに成功。

野菜の販売に加えて、堆肥やミミズを地元住民に売ることで、これまで以上の収入を得ることができるようになりました。

野菜の栽培と堆肥作りの研修を受けることができ、とても嬉しいです。プロジェクトの支援のおかげで、自分の小さなビジネスを始める勇気が湧きました。

タプラさんは、事業に参加するまでは内気な性格でしたが、知識が増えて農業の成果が上がるにつれ自分に自信がつき、臆することなく話せるようになったといいます。

子供たちに良い教育を受けさせ、家族がよりよい生活を築けるだけの収入を得ることが、私の夢です。

【おまけ】現地スタッフでささやかに新年会

バングラデシュでは、新年はベンガル暦で祝われるので、年末年始も通常通り仕事をします。

1月6日、午前中は通常通り業務を行い、午後にバングラデシュの冬の風物詩「ピタ」とケーキを食べて、新年のお祝いと昨年の業務を振り返るミーティングを行いました。

「ピタ」はココナッツと精製されていないキビ砂糖などで作られたお菓子で、冬の夕方になると道端の露店で売られています。

バングラデシュ事業は2026年も忙しくなりそうです!

ケーキは事業統括・近藤のおごり 袋に入っているのが「ピタ」
色々な種類があります

これからも、IVYにしかできない支援のかたちを模索しながら進んでまいりますので、応援をよろしくお願いいたします!

(バングラデシュ現地事業統括 近藤理恵)

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