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【緊急】シリア人道危機への支援を!

【緊急】シリア人道危機への支援を!

シリア人道危機に対する取り組み(2024.12.6.)

私たちIVYは、現在シリアで深刻化している人道危機に対し、深い憂慮を抱くとともに、何かできることはないか現在検討しています

北東シリアでは、アル・シャフバやアレッポ地域から避難を余儀なくされた国内避難民(IDP)が急増しており、地域全体がこれまでにない規模の緊急事態に直面しています。
12月6日現在、すでに12万人以上の人々が安全を求めて北東シリアへ避難してきました。また、現地自治局の危機対応チームによると、さらに6万人以上の国内避難民が到着しており、地域の受け入れ能力はすでに限界に達しています。自治局は、この緊急事態に対応するため、学校などの公共施設を避難所として提供していますが、避難民の急増により対応は追いついていません。わずか24時間で、避難民を受け入れる学校の数が60校から121校へと倍増したことからも、この危機の深刻さが伺えます。

避難民の方々は、避難生活の中で食糧、水、衛生設備、医療支援などの基本的な生活ニーズすら満たされていない厳しい状況に置かれています。栄養失調や健康状態が悪化している方々も多く、命を守るための支援が一刻も早く求められています。自治局や現地の支援団体は、以下のような緊急支援活動を行っています。

  • 食糧バスケットや衛生キットの配布
  • 避難所や水衛生設備の整備
  • 初期医療および栄養支援サービスの提供


IVYは、このような困難な状況に直面しているシリアの人々のために、何ができるのかを検討しています。避難を余儀なくされた方々の安全と尊厳を守るため、日本のNGOとして役割を果たし、可能な限り支援を届けることが私たちの使命です。

シリアの人々は、過酷な状況の中でも懸命に生き抜こうとしています

私たちIVYは、国際社会の一員としてその声に耳を傾け、この危機に対して具体的な行動を起こしていきます。現在、国内外の支援団体と連携しながら、緊急支援計画を調整中です。詳細が決まり次第、改めて皆さまにご報告するとともに、ご協力をお願いすることもあるかもしれません。

一人でも多くの命を救い、未来への希望を届けるために、IVYは全力で行動してまいります。現在、対応に向けて関係機関と調整中です。

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