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移動診療チーム活動レポート

移動診療チーム活動レポート

ハルキウの現状

依然として、ロシアからのミサイルやドローンでの攻撃が続いており、市民の避難が目立って増えています。

ハルキウの北部と東部地区では、頻繁な空爆により住民の避難が増加しています。

緊急避難所は依然として過密状態で、水、電気、暖房などの基本的なサービスは中断している状況です。

IVYと提携団体STEP-INは、現地セキュリティ会社による治安情報を常に確認し、移動診療チームの活動をハルキウで続けています。

移動診療チームは、ハルキウ市内の現地人道支援NGOの拠点や修道院を巡回している他、アクセスできない患者さんのため自宅への訪問診療も行っています。

治安状況の悪いエリアでは、シェルター内で医療サービスの提供を行ったり、訪問診療ができなくなるなどの困難がありましたが、7月~9月の3か月間で、延べ約1700人に一次医療と心のケアを届けることができました。

訪問診療の様子

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提携団体STEP-INが、自宅への訪問診療の様子をSNSに動画でアップしています。

こちらもぜひご覧ください。

移動診療の様子

避難センターで診療の様子

患者さんにメンタルヘルス・スクリーニングを実施している様子

ハルキウ地区ではハルキウ州の前線地域から逃れてきた多くの人々が生活しており、精神的ケアのニーズも高い。

患者さんからのフィードバック

保健医療サービスを利用した全員から、「保健医療サービスが満足したものであったか」「問題点はなかったか」等のフィードバックをもらっています。

調査内容は移動診療チーム全体に共有され、その結果をもとに随時問題点改善を行いながら保健医療サービスの質向上に務めています。

フィードバックを入力している患者さん

IVYは、これからもウクライナ国内において誰一人取り残さず、人々の健康を守るために保健医療支援を続けてまいります。

※ウクライナ支援事業は、皆さまからのご寄付と、ジャパン・プラットフォームの助成を受けて実施しています。

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