
IVYについて
はじめての方はまずこちらをご覧ください。
IVYシリア事業では、コミュニティの中で最も弱い立場にある、障害や貧困に直面した若年女性/男性を対象に、職業訓練コース・インターンシップ・起業支援金を提供するプログラムを実施しています。
前回に引き続き、今回も2名の支援対象者の軌跡をご紹介します。
Zさん(18歳・仮名)は、紛争で故郷を離れ、両親を亡くした後、姉家族と暮らしてきました。
学業を中断して家族を支えるため仕事を探していましたが、専門的な技能がなく、安定した仕事を見つけることが難しい状況でした。
そこで、将来の仕事につながる技能を身につけるため、本事業の電気設備工事研修に参加しました。
Zさんは研修に積極的に取り組み、配線工事や電気設備の故障への対応など、仕事に必要な基本的な技術を身につけました。研修を通じて、自分で責任を持って作業できる自信も身につきました。
研修修了後は地域の電気設備工事業者で働き始め、支援された工具を活用しながら実際の現場で経験を積んでいます。
さらに、電気工事の経験を持つ親族と協力して仕事を請け負うようになり、収入も大きく増えました。
専門的な技能を仕事と収入につなげることで、安定した生活と自立に向けた一歩を踏み出しています。
Yさん(24歳・仮名)は、高齢の母や、治療とリハビリが必要な兄、その子どもたちと暮らし、家族を支える主な働き手です。
父親を亡くした後、厳しい生活の中で家族の生活を支えてきました。
安定した収入を得て家族を支えるため、美容の技術を身につける研修に参加しました。
Yさんは研修に熱心に取り組み、ヘアカットやヘアアレンジ、メイク、ネイルケアなど、幅広い美容技術を身につけました。研修を通じて技術だけでなく、お客さんへの対応力や、自分の力で仕事ができる自信も身につきました。
研修修了後は、地域の市場に小さな店舗スペースを借り、美容サービスの開業に向けて準備を進めています。支援された美容器具を活用し、起業支援金で店舗の家賃もまかなうことで、開業にかかる負担を抑えることができました。
まもなく地域の女性たちに美容サービスを届けられるようになり、安定した収入と家族の生活を支える仕事につながることが期待されています。
IVYは今後も、シリアの紛争の影響を受けた若者たちへの支援を継続してまいります。これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
本事業は、JPFによる資金、真如苑 様からのご支援と、
皆様のご寄付により実施されています。
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