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日時:2024年12月8日(日)
会場:山形県男女共同参画センター「チェリア」学習室
普段の生活では、あまり聞きなれない病名だと思いますが、支援の現場では時折耳にするようになってきました。
時代が進むにつれ、女性や子ども、障害者、LGBTQなど、様々な人権が「発見」され、「虐待」という言葉は今や社会の中でしっかりと認知されるようになりました。
そして、この「解離性同一性症」の患者さんのうち、なんと85~97%の方が、幼少期のトラウマ体験を持つそうです。
幼少期にしっかり愛情を受けて育つことが、人生にとっていかに大事かということを再認識するとともに、子どもたちの声に耳を傾け、見守る目と手を増やす地域づくりを考えていきたいと思いました。
強迫性障害になるメカニズム、統合失調症と解離性同一性症の違い、自傷行為の意味等、日頃通訳や相談業務に携わる中で参加者が抱えていた疑問にも、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。
解離が心の「防衛機制」の一つとして働くということを再認識できました。
身近にある病気ですが、よく理解していない事が多く、改めて知った事が多かったです。論理的でとても分かりやすい問答でした!
OD(オーバードーズ)した場合の危険性の観点では、精神科で処方される薬より、市販の薬の方が危険だとわかりました。
「通訳」に興味を持って参加しましたが、「親」と「教員」という立場から勉強になることが多かったです。統合失調症の妄想は、肯定も否定もせずに聞くことがよいことを知りました。
自傷行為の目的は生きるためというのが、かなり意外でした。
今まで聞いたこともない言葉や、精神の病気のことがわかりました。もう一回、家でゆっくり調べてみたいと思います。
(IVY外国人支援部門 西上紀江子)
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