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2024年度 第２回 法律勉強会
テーマ：労働法 ～どんなとき法律は守ってくれるの？～
日時：2024年9月14日（土）
会場：山形県男女共同参画センターチェリア学習室
今年度２回目となる法律勉強会を開きました。ベトナム語、英語、中国語、韓国語、タイ語、タガログ語を通訳言語とする参加者が16名、うち９名が会場で、７名はオンラインで参加しました。
今回は「労働法」という、どの人にとっても身近なテーマだったせいか、参加者からはたくさんの質問が出ました。たとえば、「外国人の多くは、本国に帰る際、有給休暇をまとめて取りたい思いがあるが、会社から許可されないことがあるのはおかしくないか」。これに対し、講師の及川善大（おいかわ よしひろ）弁護士からは、「労働者には有休をとる権利があるが、雇用主には『時季変更権』がある」との説明がありました。
講師を務めてくださった、弁護士の及川善大（おいかわ よしひろ）氏 （山形県弁護士会所属）
熱心に聞き入る参加者の方々
日頃はっきりしないところ、疑問などを解説してくださり、大変ありがたかった。法律がわかると、自分を守ることになるだけでなく、相談でも確実なアドバイスができると思います。
「労働者性」の問題があり、雇われ店長や個人事業主という形態で働く人は権利が守られていないのではないか、と思いました。
わかっているようで詳しくはわかっていない、あやふやな部分もよく理解できました。日常では、理解しにくいような問題が起きることが多く、大変参考になりました。
労働に関する法律は学ぶ機会がなかったので、有意義でした。コミュニティ通訳として、いつか実践で活かせるときが来るかも知れません。グローバル化が地方都市でも進んでいる中、お互いが気持ちよく暮らせる共生社会を実現できることを願います。
毎回参加するたびに学ぶことが多く、このような勉強会があることが嬉しいです。
（IVY外国人支援部門 西上紀江子）