
IVYについて
はじめての方はまずこちらをご覧ください。
IVYは現在、コックスバザール県ラムー郡とウキア郡で、2つの事業を行っています。
※先月までの活動報告はこちらをご覧ください
この半年間、両事業では農業研修を複数回行い、野菜作りに必要な野菜の種や農業資材を配布してきました。スタッフが日々畑を訪問し、農家の方々や難民キャンプの住民の皆さんと顔を合わせていくなかで、少しずつ信頼関係が育まれています
10月上旬には、事務局長が事業地を訪問!その様子もお伝えします。
ラムー郡では、たばこ農家への野菜栽培への転換支援をしています。先月下旬から今月にかけて、野菜の種や鶏の配布を行いました。
※この事業は日本NGO連携無償資金協力による資金や皆様のご寄付により実施されています。
ラムー郡では唐辛子、カボチャ、ゴーヤなどの野菜の種を配りました。どの種も厳選された質の高いものばかり。事務所で数種類の業者の種の発芽率を調べ、最も高い結果が得られたものだけを選んでいます。
配布を待ち望んでいた農家の方々からは、早く植えたいと喜ぶ声が聞かれました。事業統括の近藤は、農家さんからトマトやゴーヤを買う約束をしています。
野菜の種を受け取った農家の皆さん。
トタンや木材を受け取った650世帯の農家は、それぞれ工夫しながら鶏小屋を作っています。これまで鶏を飼った経験がない農家や、以前に飼ったことはあるけれど、餌や水の量、鶏小屋の掃除が十分でなく、鶏が病気になったり、卵を産まなかったりして、飼育が難しかったと言う農家も多くありました。
1回目の研修では、餌や水の与え方、鶏小屋の管理、初期の病気の対処法など、鶏を健康に育てるための基本を学びました。
鶏小屋を作って、鶏を迎える準備をしました
鶏小屋作りが無事に終わり、農家の皆さんに鶏を配布することができました。
鶏小屋が完成し、ついに鶏を配布!
ウキア郡では、ミャンマー避難民キャンプの住民と、キャンプの周辺地域に住む宗教的マイノリティを含む脆弱性の高い住民の、自給率と生計の向上を支援しています。
先月下旬から今月下旬にかけて、野菜の種や肥料の配布を行いました。
※この事業はジャパン・プラットフォームによる資金や皆様のご寄付により実施されています。
ウキア郡では難民キャンプの周辺住民に対してレッドアマランスやひょうたんなど5種類の野菜の種子を配布しました。種子を配られるのは農業研修を受講して野菜の基礎的な育て方を学んだ200世帯。
オリジナルで作成した帳簿を各住民が持っていて、これまでの野菜の売り上げなども書き込み月々の野菜の売り上げがはっきりわかるようにしています。「いままでは売れるほどたくさん野菜を作れなかった・・」という人たちの収入が1年間でどれだけ変わるのか、今後もご注目ください!
ホストコミュニティの住民に対して野菜の種を配布しました
9月の後半に、キャンプ内での野菜作りにむけて土と石膏などを混ぜて袋詰めの作業を行いました。
袋栽培用に使われるこの袋と用土に加えて、肥料(バーミコンポスト)も住民に順次配布されました。
事業地の気温は30℃前後。朝晩に急に雨が降ることもありましたが、以前のような豪雨による土砂崩れや鉄砲水の危険は少なくなり、活動も予定通り進みました。
避難民に肥料を手渡すスタッフ(左)
10月上旬に、IVY事務局長の安達が視察のためにバングラデシュを訪れました。
ラムー郡で鶏の配布や畑の視察にくわえて、昨年に事業を実施した地域の畑や、ソーラーパネル井戸の建設地を訪れ、農家と交流をしました。
農家の皆さんと交流する安達(写真中央)
ウキア郡の難民キャンプ内では苗の配布会場や各家庭での野菜作りを、周辺地域では現地スタッフの説明を受けながら畑の視察を行いました。
畑を視察する様子
これからも、IVYにしかできない支援のかたちを模索しながら進んでまいりますので、応援をよろしくお願いいたします!
(バングラデシュ現地事業統括 近藤理恵)
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