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9月のバングラデシュ事業

9月のバングラデシュ事業

IVYは現在、コックスバザール県ラムー郡とウキア郡で、2つの事業を行っています。

※先月までの活動報告はこちらをご覧ください

コックスバザール県 小規模たばこ農家の持続可能な農業への転換支援を通じた生計向上事業

ラムー郡では、たばこ農家への野菜栽培への転換支援をしています。今月は、先月実施した研修のフォローアップ等を実施しました。

※この事業は日本NGO連携無償資金協力による資金や皆様のご寄付により実施されています。

● 現地スタッフによる研修後モニタリング

先月たくさん研修を実施したので、今月は現地スタッフが研修参加者の畑を訪れて、研修で学んだ技術をうまく活用できているか、個別にアドバイスをして回りました。

これまでは、植えたばかりの種が雨で流されてしまったり、過湿で種や苗が腐ることに悩まされていました。先月の研修で、ある程度苗を成長させてから畑に植えれば豪雨による被害を減らすことができると学んだので、今月から早速苗床作りに取り組んでいます。

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雨の多いバングラデシュでは、豪雨で野菜が水没して根が腐るのを防いだり、排水を良くするために、畝がとても高く盛られます

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スタッフが一人一人の畑を訪れ、丁寧に技術指導をしています(写真右がスタッフ)

鶏小屋の資材を配布

鶏の育て方の研修を受けた農家の方々に、トタンや木材など、鶏小屋を作る材料を配っています。研修参加者は、配られた資材を使って自分で鶏小屋を建てます。受け入れ準備が整ったところで、雌鶏と雄鶏を配ります。

今月配布される鶏は、病気チェックのため、現在は隔離飼育されています。

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かさばる資材が多いため、資材配布1日目は、農家の方々をお待たせしてしまいました。スタッフ間で改善点を話し合って配布方法の見直しを行い、2日目以降は効率的に配布できました。

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赤いネットは鶏小屋の囲いに使われます(左から3人目が近藤)

ウキア郡・食料へのアクセスが不十分な避難民キャンプとホストコミュニティの住民に対する農業技術指導を通じた食料自給力と生計の向上事業

ウキア郡では、ミャンマー避難民キャンプの住民と、キャンプの周辺地域に住む宗教的マイノリティを含む脆弱性の高い住民の、自給率と生計の向上を支援しています。

今月も先月に引き続き、野菜の育て方等の研修を実施しました。

※この事業はジャパン・プラットフォームによる資金や皆様のご寄付により実施されています。

野菜の育て方研修

今回は、避難民キャンプと周辺地域の住民両方を対象に、気候に適した野菜作り研修を実施しました。

IVYの研修では、スタッフが一方的に話すだけでなく、実際に手を動かしながら学び、各家庭で実践ができるよう工夫をしています。

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実際に菜園で実物を見ながら説明(中央が現地スタッフ)

研修では、セルトレイにココピート(ココナッツの殻を利用した植物の栽培用土)を入れて苗床を作ったり、野菜を害虫から守るためのイエロートラップやフェロモントラップを紹介し、野菜畑に設置しました。

参加者のほとんどは農業の経験がありますが、これらの資材を使うのは初めてです。

参加者は、9月に野菜の種などの資材を受け取って各家庭の畑で育てるのを心待ちにしている様子でした。

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ミャンマー避難民の流入から、はや9年

2017年8月25日、ミャンマーでの迫害から逃れるため約70万人がバングラデシュへ逃れてきてから、今年で9年になります。

IVYは、翌2018年から避難民キャンプでの事業を開始し、衛生や栄養状況の改善を目指して事業を行ってきました。現在は、ウキア郡で避難民キャンプと周辺地域の住民を対象に、農業指導を行っています。

事業に参加している人々は、

野菜をたくさん作れるようになって、家族で食べられるようにしたい

事業でしっかり学んで、将来をより良いものにしたい


など、困難な状況の中でも、将来の展望を語ってくれます。

支援が縮小する一方、母国ミャンマーへの帰還の目途は立っていません。これからもIVYは、彼らに寄り添いながら活動を続けます。

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研修に参加した避難民の方の真剣な眼差し

これからも、IVYにしかできない支援のかたちを模索しながら進んでまいりますので、応援をよろしくお願いいたします!

(バングラデシュ現地事業統括 近藤理恵)

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