IVYについて
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3月から実施している「コックスバザール県テクナフ郡中山間地域の小規模農家流通支援プロジェクト」では、野菜栽培の研修を受けた参加者の畑が出荷時期を迎えています。
こちらの畑では、太いキュウリがたわわに実りました!
ナスがたくさん収穫できて嬉しそうな男性
今年の雨期は長く、野菜の生育不良や土砂災害など、農業に大きな影響が出ました。
9月11日前後には広範囲にわたる豪雨があり、事業地であるテクナフ郡の住民5万人が一時的に避難を強いられたほか、IVYの事業に参加する農家の畑も冠水したり野菜の苗が土ごと流されてしまうなど、農家の半数近くが壊滅的な被害を受けました。
豪雨の被害を受けた畑の様子
せっかく植えた野菜が壊滅的な被害を受け、無念の表情を浮かべる男性
現在は雨期も終わり暑い日が続いています。
豪雨被害の後で植えなおした野菜は順調に育っており、少しずつ出荷を始められるようになりました。
収穫した大量の大根を洗ってから出荷します
プロジェクトの農業指導員が毎日、事業参加者の畑を回って、野菜の生育状況のチェックや出荷の指導を行なっています。
12月には日本から農業アドバイザーを派遣し、バングラデシュの指導員の能力強化も行う予定です。
(現地事業統括 近藤理恵)
収穫した香草をチェックする現地スタッフ(左)
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