バングラデシュ
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農業に必要な資材を配布しています

農業に必要な資材を配布しています

IVYがバングラデシュで実施している「コックスバザール県テクナフ郡中山間地域の小規模農家流通支援プロジェクト」では、野菜栽培や養鶏、マーケティングなどの研修を行い、脆弱な小規模農家の生計向上を目指しています。

6月下旬から、野菜栽培や有機堆肥づくりに必要な資材として、ひ益者に竹などの資材の配布を開始しました。

雨季のバングラデシュでの活動

6月中旬にあったイード(犠牲祭)の長期休暇が終わり、故郷に帰省していたIVYの現地スタッフも全員元気に事業地に戻ってきてくれ、活動を再開しています。

バングラデシュは現在、長い雨季の真っ最中。蒸し暑さが和らいだ代わりに、連日の豪雨と強風で土砂崩れや鉄砲水が発生していて、近隣の避難民キャンプでは死傷者も出るなど安心できない状況です。IVYの現地スタッフたちは、日々情報収集と安全確認を行いながら、無理のないよう活動を進めています。

雨の中、ひ益者を訪問

農業資材となる竹の配布を開始

事業地では、野菜栽培や堆肥を作るためのミミズコンポストの研修とあわせて、農作業に必要となる竹などの資材を研修参加者に配布しています。

竹を運ぶときは、やはり肩に担ぐスタイル!女性たちも軽々と数本の竹の束を持ち上げ、自分の農地まで運んでいきます。

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技術指導のスタッフによる畑の見回りも行っています。

畑に降る雨が水たまりのようになっていることからも、雨のすさまじさがわかっていただけるかと思います。

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豪雨の影響で道路が通行できなくなるなど、事業の進行にも少なからず影響が出ています。

IVYは事業のひ益者とスタッフの安全を最優先に活動を進めていきますので、どうかご理解をお願いします。

(現地事業統括 近藤理恵)

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