校長先生から贈られた感謝状は、英語で直筆でした

感謝状贈呈シュバット2

 

 

イラク共和国のエルビル県で、3月から開始している「イラク共和国エルビル県学校補修事業第3期」の続報です。

 

イラクの学校の学年度は通常9月末~10月始まりで翌年の5月末に学期末試験が行われて終わりになります。今年はこの5月末の学期末がイスラム教のラマダン月の終わりの時期と重なりました。

 

IVYの支援する学校補修の工事もラマダン月の間にも順調に進められています。

 

今回は4校の公立学校のうち、ワーヒドゥ・シュバット小学校の模様をご紹介します。
(クルド語でワーヒドゥは「1日」、シュバットは「2月」という意味です。)

 

この学校は542人の生徒が通っています。
教室の壁のひび割れの補修と塗装、屋根の雨漏りの補修などが行われました。学校と建築エンジニア、施工会社との打ち合わせにより、教室や壁の塗装の色も決められました。

 

施工業者から工事が終わったとの連絡があり、5月21日に支援団体としてのチェックのためにエンジニアと一緒に学校を訪問しました。ドアのガタつきなど、細かな再補修の注文を付けましたが、ほとんどのチェック項目をパス。注文した再補修の部分をクリアした後で、教育局も含めた最終承認の段階に入ります。

 

シュバット1

 

しかし、学校の校長先生はよほど嬉しかったのか、早々に日本からの支援に対する感謝状を用意して渡してくださいました。公文書であれば現地語のクルド語で作成するのがふつうですが、感謝状は英語の手書き。これだけでも気持ちが伝わって来ます。(巻頭の写真がその感謝状です。)

 

 

日本のNGO、IVYへ

「ありがとうと感謝」

シュバット小学校を管轄する委員会を代表して、IVYとアラワ社に対してありがとうと感謝の意を表します。あなた方は限られた短い期間の中で、私たちの学校を改築し、修繕する作業をうまく運んで下さいました。あなた方はクルド自治区で教育を普及する上での欠かせないベストなパートナーです。

 

クルド自治政府エルビル県教育局

ワヒードゥ・シュバット小学校・校長

ヒワ・アジズ・マフムード

2019年5月21日

 

 

あいにく、既に前日の5月20日に期末試験を終えているので、この日には生徒の姿は見かけられませんでした。

 

6月に期末試験の結果発表と成績表の配布をする日があり、その日が生徒の登校日とのことで、改めての訪問を約束しました。(続く)

 

本事業は外務省日本NGO連携無償資金協力と市民の皆様のご寄付により実施しています。

原文次郎(イラク現地事業統括)