IVYが新しく掘った井戸が使われ始めました。

井戸使用開始

 

ミャンマー避難民キャンプのあるバングラデシュでは、酷暑期に入ろうとしています。

 

現場では、1月よりIVYバングラデシュ事務所が現地のパートナー団体Mukti(ムクティ)と共に進めてきた難民キャンプでの深井戸(ふかいど)の工事がようやく終わりました。

 

新しくできた井戸には、早速、朝早くから近くに住んでいるキャンプの住民の方々が集まり、飲み水を汲んだり、顔や手を洗ったり、有効に利用されています。

 

実は、今回IVYが掘った井戸は、浅井戸(あさいど)ではなく深井戸だったことにも大きな意味があります。

 

浅井戸の場合、水源が地表から近いために、地下水の汚染が起こったり、季節によって水位の変動が大きく、雨の降らない乾季には枯れることが多くありました。(実際にトイレの近くに掘られた浅井戸から大腸菌群が検出されたり、数多くの枯渇が報告されています。)

 

しかし、約200メートル以上の深さまで掘ることで、地下の豊富な湧水層にぶつかり、水源が安定して安全な水を得ることができます。

 

難民の発生から、1年半以上が経過しました。避難生活が長期化する中、普通に生活していく上で必要な水が手に入ることが、少しでも彼らの助けになればと願うばかりです。

 

※本事業は、ジャパン・プラットフォーム(JPF)による資金や皆様のご寄付により実施しています。

 

佐藤充(バングラデシュ現地事業統括)