シリア難民を訪ねて①

 難民キャンプを出て、都市に移ってきた難民の方たちは、

一般的に「都市難民」と呼ばれています。

国連から毎週送ってもらうデータを解読すると、その数は9月23日現在で43,608人に上ります。

でも、統計だけじゃわからない。実際に会いに行ってみました。

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建設中のマンションの隣りの空き地に暮らしているご家族。
壁にもたれてぼーっと道路をながめていたおばあちゃん。
でも、私たちが声をかけると、おばあちゃんもニコニコ笑顔で
ビズで歓迎していただきました。

小屋から美人姉妹のお母さん4人も子どもや赤ちゃんといっしょに続々登場。

4家族構成で、空き地に2つ、小屋を建てて暮らしています。

子どもはざっと10人。(隣りの子どもも混ざっているようで判別不明)

シリア第2の都市、アレッポから来たそうです。

大人の男性の姿は1人だけ。彼も腹に裂けたような大けがの跡がありました。
シリアで爆弾が近くで破裂して、けがをしたと話していました。

家の中をのぞかせてもらったら、
確かに弱弱しそうな赤ちゃんが一人、ベビーベッドに寝ています。
テレビ、そしてこの地方独特の空冷装置等は、
親切なご近所からのいただきものだそうです。

娘さんもおばあちゃんも、「紙おむつとミルクが足りないの」とのこと。

4人の小さな女の子たちは、シリアでお母さんを失くしたばかり。
むじゃきな小さい妹のそばで、
健気に微笑んでくれたお姉ちゃんにこちらの方が涙が出そうになりました。

(IVY事務局長 安達)