2011年3月、地球の上で起こったもう一つの悲劇

2011年3月と言えば私たち日本人にとってはあの大震災があった日ですが、ちょうど同じ頃、悲劇が始まり、そして今もまだその悲劇がずっと続いている国があります。

そう、シリアです。

国外に難民となって周囲の国々へ逃れ、国連で登録された人数だけでもこの9月で200万人を超えたそうです。震災と同じようにあの3月からずっと気になっていたシリア情勢、そしてそこに暮らしていたはずの普通の家族、、、

縁あって、イラクの北部、今は「クルド人自治区」と言われている地域に、シリアから逃げてきた人たちが22万人おられるというので、明日から出向くことになりました。

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「あのイラク!?」と驚かれる方も心配してくださる方もおられるとは思いますが、実は7月に治安状況について現地調査を行いました。自治区の首府アルビル市はこの10年くらいで「第2のドバイ」と言われるほど国境貿易で経済発展しているそうです。

この自治区では、難民の方が働くことを禁止していないので、仕事を求めて、地方の難民キャンプから都市に移ってくる家族もたくさんいます。初めて冬も越す家族もいます。
今は日中30度を超す暑さですが、日本同様10月くらいから涼しくなって、内陸特有の凍える冬がやってきます。そんな家族が風邪をひかないよう、ささやかですが、ストーブとか毛布が配れればいいなと考えています。

「クルド」から報告します。 (IVY事務局長 安達)