IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】日本とイラクがより身近になるように・・・


 補習校の社会の授業時間などを利用して、日本に関して学ぶ機会を設けています。イラクにおける日本の好感度は高いですが、街中にあふれる日本車をのぞけば、具体的にはあまり知られていません。
世界地図を使い日本やイラク、知っている国を探してもらう授業を行ったところ、はじめはなかなか「日本」を探せなかった子どもたち。でも、授業の終わりには、すぐに指させるようになりました。

11836912_744165315695208_7578184557509130912_n


11800488_744165285695211_4323874180096800009_n

 折り紙は大人気で、折り方を暗記して何種類もひとりで折れるようになった子どもたちもいます。上級生たちは、日本に向けたメッセージカードを作ってくれました。思い思いのメッセージをアラビア語で書いたあとは、日本語の「ありがとう」に挑戦。見慣れない文字に苦戦していましたが、丁寧に時間をかけて、最後は上手に書けました。

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

 テントと教材を寄贈いただきました。イラクの夏は日々40度を越え、非常に強い日差しが降りそそいでいます。子どもたちが校舎の外でも直射日光を避けられるよう、「テントEd(Education)」様より、日よけテントを寄贈いただきました。赤くてかわいらしいテントは、子どもたちにも大人気です。

11694744_731882130256860_6948291404554275995_n 11143412_731882170256856_4926194492178055467_n

 また、教材として、英単語や九九の書かれたポスター、わかりやすい絵付きの子ども用英語辞典、不足していた英語とアラビア語用のノートもあわせて寄贈いただきました。子どもたちは、ときに休み時間にもこれらの教材を使って、楽しみながら勉強しています。

 「テントEd(Education)」様、ご支援ありがとうございました!

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

 モスル近郊からアルビルに避難してきた、IVY補習校のオデイ先生は、心理学も学んでいるとても頼りになる先生です。

11665612_728790603899346_8140735870366842387_n

 「大変な経験している子どもたちは、さまざまな心理的な問題を抱えています。授業だけでなく、心のケアが不可欠です。よく学ぶことは、よい生活の基礎を作ります。わたしたちはすべての財産を奪われましたが、IVY補習校によって、学ぶ機会までが奪われずに済んだことには、感謝しても感謝しきれません。しかし、今はだれもが、支援がなければ生活すらままならない状態です。日本のみなさん、どうか、これからもご支援をよろしくお願いします」

IVYでは「夏募金」(6月~8月末)を行っております。

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

 イラクでは、先週末の18日から断食月(ラマダン)に入りました。約一か月のあいだ、イスラム教徒は日の出から日没まで飲食を控えますが、妊婦、病人、旅行者、戦場の兵士、そして子どもたちはしなくてもよいことになっています。

 *国や地域、宗派等によって見解が違うことがあります。

 

 写真は、IVY補習校の授業風景です。基礎科目のアラビア語、英語、算数、理科、社会を中心に勉強しています。

 

11163969_724623767649363_5673890787112937394_n   11402984_724624024316004_5101807584316132221_n

 

 このところ、イラクは40度を越える日が多く、停電や水不足などの問題もありますが、子どもたちの学習姿勢は、日を追うごとに真剣さを増し、校内の雰囲気も落ち着いてきています。

 

 

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

 

 イラク・クルド自治区の首都、アルビル郊外にあるIVYガンジャンシティ補習校にて、PTA総会を実施しました。参加した保護者は26名、中には2人・3人の子どもたちがIVYセンターに通っている保護者もいます。

 IVYスタッフより、センターについての説明や先生の紹介を行ったあと、各家庭からの意見を聞きました。

 

11412280_720383684740038_8332711032261530611_n

 

「センターに通うようになって、勉強だけでなく家での振る舞いも変わってきた」

「子どもたちの将来のためには、ただ学校に通うだけでなく、よい教育を受けることがいちばん大事。遠い日本から支援してくれて感謝しかない」

 

 閉会前には、各先生たちとの個別相談の時間を設けました。子どもたちのために、さまざまな意見が交わされました。

 

 

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

 IVY補習校では、週に1回、職員会議を開いています。

 

11377346_717211001723973_6744243435368090588_n

 

 先生たちもみなイラク国内からの避難民のため、子どもたちのことを真剣に考えて、さまざまな意見が飛び交います。授業に集中できなかったり、騒いでしまったり、学年相応の学力が身についていない子どもたちが多く、毎日が試行錯誤の連続です。今回の職員会議では、学校で守る基本的なルールについて話し合いました。

 けんかをしない・先生の話をきちんと聞く・物を大切にする、といったことに加え、外で遊んだら必ず手洗い・うがいをすることに。みんな仲よく列になって、下級生が優先です。

 

11412232_717210171724056_2128096918879218267_n

 

 国連の最新調査(『Humanitarian Response Plan2015』)によると、イラクおいて推定360万人にも及ぶ4歳~17歳の学童・青年たちが、十分な教育を受けることができないままでいるといわれています。子どもたちにとって衛生が保たれ、安全に学べる環境があること、心理的なサポートが得られること、そして地域や権力者に子どもたちに教育が必要であることを啓発していくことが、支援団体にとって急務とされています。

 

 

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

 ついに待ちに待った「シネマ・デイ」がやってきました!課外授業としてIVY補習校を出発し、市内のモールにある映画館に出かけます。

 朝、思い思いのおめかしをして学校に集まった、97人の子どもたち。集団行動のルールをきちんと教わってから、バスでモールに向かいます。

11224689_713964515381955_640936670477747300_n

 

 モールでは、ふたり一組で手をつなぎながら列になって、先生やボランティアと一緒に、映画館へ。子どもたちはときに大笑い、ときに真剣に、映画のスクリーンに見入っていました。なにより、ふだん同じ学校で学んでいる友だちと外出できたのが、とてもうれしかったようです。

11218870_713965472048526_2962649778403490957_n
11227967_713964228715317_3628993276315584995_n

 

 ご支援いただいた「テントEd(Educatinon)」様、お手伝いいただいたボランティアのみなさん、ありがとうございました!Thank you all for Cinema Day!

 

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

 IVY補習校がある地区は、アルビル市郊外に数多くある、新興住宅地のひとつ。道中は、ところどころ未舗装で砂埃が舞い、いたるところに建設途中のビルや家々が目立ちます。

11017035_711610825617324_5561979357170254921_n
 そういった建物のなかで暮らしているキャンプ外避難民も、いまだ少なからずいますが、家賃の安い郊外にうつって、複数世帯で一軒の家を借りて暮らしているような世帯も増えてきています。そのような生活の中で、子どもたちは大きなストレスを抱えながら生活しているだけでなく、教育にアクセスすることもできないまま、家にいる子どもたちも、相当数にのぼると見られています。

11108523_711610692284004_8290098274503555793_n

 情勢の変化による、新たな避難民も増えてきているため、最新の状況を見定めながら、必要なところに、必要な支援を届けることが求められています。

 

IVYイラク便り

【シリア難民支援】

 イラクの夏は、降水量が0に近く、平均気温が40度、最高気温が50度を超えることもある、大変厳しい季節です。小学校では5月に最終試験があり、そのあとは9月の新学期がはじまるまで、長い夏休みに入ります。IVYの補習校から公立校となったコバニ小学校も、試験期間に入りました。

 これまで情操教育支援として派遣してきた音楽、美術、体育の講師陣には、それぞれテキストを作成してもらい、先生方に引き継ぎました。

 

11248156_710179559093784_7594723121333832188_n

 

 1年以上にわたって継続してきたバス通学支援もまた、5月末で支援期間を終えます。幾人かの子どもたちからは「車を買えるようになったので、新学期からはお父さんに送ってもらえる」「バスのおかげで学校に通えて、もうすぐ卒業できる」といった、うれしい報告をもらいました。IVYの支援を受けた260名の子どもたちのなかで、33名が今年、コバニ小学校を卒業し、新たな一歩を踏み出します。

11038568_710179362427137_7475568310616052484_n

 すでに公立校となっていることもあり、コバニ小学校への支援は、ここでいったんひと区切りとなりますが、新学期以降も通学状況などを調査しつつ、経過を見守っていくことになります。

 

IVYイラク便り

【イラク国内避難民支援】

イラクのクルド自治区において教育支援のサポートをしている団体「テントEd(Education)」様からのご支援を受け、課外授業として、バスに乗って、市内のモールに映画を見に行くことになりました。

 
100名近くの子どもたちが参加するので、低学年の子どもたちを中心に、モールではぐれたりしないよう、きちんと列になって行動する練習をしています。ほとんどの子どもたちは、映画館に行くのがはじめてで、今から待ちきれない様子です。

 

 11295700_709340305844376_6062201238289887703_n


みなさんは、はじめて映画館に行ったときのこと、そのとき見た映画のことを、おぼえていますか?