ミャンマー避難民支援

HPロヒンギャ

 

(クトゥパロン難民キャンプの子どもたち)

 

 

IVYは、2018年9月にバングラデシュのコックスバザール県で、ミャンマー避難民(ロヒンギャ難民)の支援を開始しました。バングラデシュ事務所を開設し、現地NGOのMukti(ムクティ)と協働して、乾季に枯れない井戸、浄化槽付きトイレを増やし、衛生教室を行って、下痢の患者数を減らすために活動しています。

IVYとしては5か国目。バングラデシュでの新しい挑戦をぜひ応援してください。

 

 

 


 ミャンマー避難民に対する 水衛生環境改善事業

      バングラデシュ・コックスバザール県


 

コックスバザール地図

 

事業期間 2018年9月10日―2019年9月9日(1年間)

活動地域

バングラデシュ共和国 コックスバザール県 ウキヤ郡

クトゥパロン難民キャンプ NO.19

キャンプに隣接するパロンカリユニオンの2村

活動資金 JPFからの助成金、市民の皆様からのご寄付

 

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ミャンマーのラカイン州から91万人が避難


 

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2017年8月25日、ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、ロヒンギャ(ミャンマーのイスラム系少数民族)の人々隣国バングラデシュに避難しています。

避難者数は、5か月後の2018年1月で91万人に達し、バングラデシュ南東部のコックスバザール県につくられた難民キャンプで避難生活を送っています。

 

 

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しかし、91万人という多さの難民が押し寄せたため、支援が追い付かず、多くの課題を抱えています。

 

また、キャンプが抱える課題だけでなく、91万人もの難民を受け入れた地元の村々も、森林伐採、井戸水の枯渇、ごみ等の環境問題をはじめ、交通渋滞、治安の悪化等、多大な負の影響を受けています。

 

 

安全な水、衛生的な環境が緊急の課題


 

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1.井戸の必要性について

 

人道支援には、最低基準の取り決めがあり、「難民キャンプでの水の配布量は1人1日あたり10〜15リットル」「井戸1本につき、500人以下で利用」と設定しています。しかし、18年7月現在、その達成率は68%で、IVYがある女性住民から直接聞き取った話でも、「家の近くのあった井戸がどれも枯れてしまい、朝晩、1キロ離れた井戸まで汲みに行っている」とのことでした。
同地では720フィート(約200メートル)まで深く掘れば、地下の豊富な湧水層にぶつかり、水源が確保できます。年間を通じて水にアクセスできるようにするには、深い井戸の建設が望まれています。

そこで、IVYでは、井戸が不足しているキャンプNo.19にて、12月初旬から深井戸20本に掘削に取り掛かっています。

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2.トイレの必要性について

 

トイレについては、第一段階の最低基準は「トイレ1つにつき利用者を50人以下」という目標で、2017年9月~2018年2月まで進めてきました。第2段階のある現在は、国際基準に沿って、「トイレ1つにつき20人以下」という基準を達成できるよう、IVYでは井戸と同じく、キャンプ19にて取り組んでいます。

 

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キャンプに隣接する村々も、井戸が枯れている


 

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ウキヤ郡によると、クトゥパロン難民キャンプの南側に位置するパロンカリ ユニオンも、避難民による影響を受けているコミュニティの一つです。

 

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ここでは避難民による大量の地下水汲み取りに起因した地下水位の低下によって、元々地元民が使ってきた井戸の中で既に水が枯れてしまったものも出てきています。

 

その中でも最も井戸の枯渇が深刻な村はムサコラ村とテルコラ村の2村です。

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実際に2村における井戸の枯渇状況を確認したところ、難民流入後、ムサコラ村では30〜40%、テルコラ村では60〜70%の井戸が枯渇しています。また、衛生キットの配布も進んでおらず、約1.6%にあたる1,050世帯にしか行き届いていないことがわかりました。

そこで、キャンプ19と同じように、2村へ各10本ずつの深井戸の掘削と、衛生キットの配布及び衛生トレーニングに取り組んでいます。

 

 

 

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