カンボジア農村支援


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(プレアビヒア州、有機米の刈取りをする農家)

 

「個人の自立」と「コミュニティの自立」をテーマに


 

IVYは、1970年からの27年におよぶ内戦が終わり、復興への歩みを開始したカンボジアで、貧困削減のために 1993年からさまざまなプロジェクトを行っています。

初期は孤児やストリートチルドレンの支援や母子家族の再定住地での支援。

ホームレス多発の最貧困地帯と言われたスバイリエン州では、  17年にわたり農村の貧困削減のために活動してまいりましたが、2016年3月から新たにプレアビヒア州でも活動させていただいております。

 

 

カンボジア事業のビジョン、ミッション、ゴール


 

IVYのカンボジア支援は、ここに掲げるビジョン(目標)ミッション(使命)に基づき、
ゴール(具体的な到達点)をめざして活動します。

Our Vision
IVYは、カンボジアのすべての人々が貧困から脱出し、
一人ひとりが人間らしく生きられる社会の実現をめざします。
Our Mission
IVYは、人々がコミュニティ開発と持続可能な農業を実践することで、
自らの生活レベルを向上させることができるように、
その能力を強化すること使命とします。
Our Goal

IVYのゴールは、村の自立です。

村の自立とは、

「村の民主的なリーダーや組織を通じ、
村人が協力してコミュニティ活動を実行できる」

「村人が、日々の食糧の確保ができる」

「村が、貧困層の収入向上を支援するための資金と人材を有する」

「村人が、無理を強いられることなく意思決定ができる」

ことを意味します。

 

 

現在実施中のプロジェクト


 

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(ECOCERT-国際有機認定の監査を受けるコメ農家)

■2州(プレアビヒア州、スバイリエン州)における

農業協同組合の有機農産物販売強化を通じた貧困削減事業 

フェーズⅡ

 

活動資金:外務省-日本NGO連携無償資金協力助成金、市民・企業の皆様からのご寄付

期間:2016年3月10日―2017年3月9日(フェーズ1)

2017年3月10日―2018年3月9日(フェーズ2)

2州地図
活動地はプノンペンから車で片道6時間、カンボジアでも最も貧しい州の一つ、プレアビヒア州です。プレアビヒア州は、カンボジア北西部の州で、タイ、ラオスと国境を接しており、世界遺産のプレアビヒア遺跡が有名ですが、タイとの国境紛争で開発から取り残されてきました。

自然に恵まれ、「世界のベスト米」に選ばれるほどおいしい米が作られながら、良い市場との出会いに恵まれたかったため、安い値段で取り引きされ、農民の多くはタイのさとうきび工場等に出稼ぎに出ていました。

そこで、IVYは、スバイリエン州農産物組合(SAC)の支援を通じて得た有機認証取得等の経験を活かし、7つの農協に対して
(1)有機認証の取得ができる人材(内部検査官)の育成
(2)有機認証米の輸出による、小規模農家の生計向上
(3)米の輸出業者との調整 等の支援を行っています。

 

 

これまでのプロジェクト


● 2州における農業協同組合の有機農産物販売強化を通じた貧困削減事業

(2016年3月~2018年3月/プレアビヒア州、スバイリエン州)

● 農産物組合の持続的な経営体制の確立を通じた、農村における貧困削減事業

(2013年2月~2016年3月/スバイリエン州)
● 女性貯蓄グループのマイクロクレジットを利用した家畜飼育支援

(2013年4月〜2014年3月/スバイリエン州)
● 野菜の供給・流通システムの構築プロジェクト

(2010年1月〜2012年3月/スバイリエン州)
● 女性による野菜の共同生産・出荷を通じた農村振興

(2007年1月〜2009年12月/スバイリエン州)
● 持続可能な農業を通じた女性による農村開発

(2003年7月〜2006年6月/スバイリエン州)
● 農村女性組合設立支援

(1999年4月〜2003年6月/スバイリエン州)
● 草の根獣医と家畜普及員の養成

(2002年7月〜2003年6月/スバイリエン州)
● プノンペン市立元ホームレス母子家族への再定住地での自立支援

(1995月3年〜2002月12年/カンダール州)
● プノンペン市立第四社会福祉センター運営協力

(1993年7月〜1996年6月/プノンペン市)

 

※ 過去のプロジェクトの報告書はこちらからダウンロードできます。